[ シルバーブレスレット制作 ]
シルバーアクセサリーの中でブレスレット製作は、難しい面が多いのです、その分作りがいが有るともいえますが、満足できる仕上がりを得るまでかなりの時間と忍耐を求められるのブレスもあるのです。なにも飾らないシルバーワイヤーやシルバー板だけのシンプルなバングルも手作りアクセサリーとなるとカッコいいけど、ここでは少し凝ったトルコ石などをセットした、バングルの製作過程を紹介します、このブレスは見た目も、作る技術もこっているのです。挑戦してみてください。
150gも有る華麗にして重厚なとても凝った作りのターコイ(トルコ石)ス、珊瑚をセットしたブレスレット、銀の厚さもかなり有り最初に腕の形に曲げるのが少し初心者には大変かもしれませんが、インディアンジュエリーの風格ともに完成度の高い仕上がりになれば自分でも大納得の作品になる事請け合いです、挑戦してみる価値十分あり!
シルバー板を丸める1
自分の好みの幅で基礎になる銀 盤をうでの太さを測ってきりだし、まずふちをつけていきます。
シルバー板を丸める 2
少し苦労をするかもしれない過程です、腕の形は当たり前ですけど、完全な円では有りませんよね、手首の細い人ほど楕円になっていきます。
シルバー板を丸める3
一気に丸める事は、銀の厚さからも無理です、少し丸めてなまし、少し丸めてはなまし、と、なます事を忘れずに。
板を丸める4
このように丸まれば正解!綺麗な形でしょ、最初からうまく行かなくてもふてくされない事、でもここの形のしあがりがすごく大事なので手もぬかない用にね。
デコレーション(1)
トルコ石を囲む飾りを作り始めます、下絵はかなり正確に書いておくと出来あがりが綺麗になります。鉛筆で書いてますよ。
デコレーション(2)
タガネで模様をつけているところです、このような単純な線もなれるまで少し大変なのです。
デコレーション(3)
カーブをつけてくるとなかなかいい感じになってきた、
デコレーション(4)
一番内側の石をじかに囲む部分の製作、
デコレーション(5)
ブレスレットにはカーブがあるのでそのRに合わせて上手くカーブをつけておかないとロウ付けが上手くいきません。
タガネ(1)
これは珍しくニズム製ではないアメリカで買ってきたインディアンジュエリーなどによく使うタガネ、かんたんに使えるので紹介しますね。
タガネ(2)
盤にはいろいろな形の模様がほってあります、バーナーで丸めた銀ダマを打ち出したい模様の上にのせて
タガネ(3)
エイヤッ!とハンマーで打ちつぶせば、まあこのようなデコレーションが出来あがるのです、なかなか便利なものではあります。
ロー付け(1)
少し大変な”まとめてロウ付け”このブレスレットの場合は特にシルバーの厚さがかなり違うので、全体を均一に熱する事が必要なのです。
ロー付け(2)
ロウも、その種類によって使い分けてください、ある程度デコレーションをロウ付けしたら、バーナーはブレスの後ろ側からあてるようにします。
洗浄
ここまで上手くロウ付けが終わったかな、もうテクニックがぐんと上がっているはずです、ここで一回きれいにしときます。手作りアクセサリー感十分!!
(トルコ石)選択
ターコイズを選ぶ作業は製作過程で楽しみの1つ、今回は少し渋い色のトルコ石を。
トルコ石のカット
ブレスのデザインを見てくれれば分かります、このような形の石になります。問題はロウ付けと同じで、ブレスのRです、石の裏はカーブに沿ってる形になります。
シルバーをいぶす
石を入れた後ではちょっとマズイので、石を入れる前に、いぶします。ムトーハップでね。
最後の磨き
全てのシルバーアクセサリーではないにしても、インディアンジュエリーなどは最後にバフをかけてあげると全体がやんわりとした感じになる。
石のセット
最後にトルコ石をセットします、簡単に見えますけど、枠の大きさがみんな違うので、かなりの時間を石のカットに使う事になってしまいました
完成! ウム!なかなかよく出来た、手作りアクセサリーの醍醐味だね!! |