[ シルバーボールを作る ]
銀(シルバー)のボールは、大小、いろいろな装飾を施すときに使われる。シルバーアクセサリーやインディアンジュエリーの雰囲気を出すためにも欠かせないパーツだ。大きめのボールはそのまま糸やワイヤーに通してネックレスにしたりするしね。いずれにせよ基本的には、小さく銀の塊にしたボールかインディアンジュエリーでよく使われる2枚の銀盤をおわん上にして張り合わせた空洞形の2種類である。コツは2枚合わせるつくり方のボールは銀板の厚さを薄くする事がコツ、重ければいいと思うのは間違い。
ローラー(1)
彫金材料のショップで好みの厚さでシルバープレートを購入する以外は、自分で厚さを調整するためのローラーはとても便利である。
ローラー(2)
銀の厚みは大事、厚すぎない事が大事なときもある。仕上がりの重量を軽くする事も大事な事なのです、アクセサリーが重ければ高価そうだと思うのは間違い。
丸く打ちぬく(1)
これは写真で見るとおり、シルバーボールを作るための板を打ちぬいているところ。
丸く打ちぬく(2)
かなりの枚数を打ちぬいた、手作り感はここら辺の過程でも大事な事!
丸める(1)
シルバー板をこのみの大きさにするにはダイスの大きいくぼみから徐々に小さくしていき、好みの直径にしていくわけだ、
丸める(2)
コツとしては、シルバー板の縁の方を叩いていくこと、そして何度か叩いたあとは、再びなましをいれる事を忘れずに、
ローラー(1)
まあこんな風に丸めていくのです、簡単な作業ですが疲れるのが難点。
ローラー(2)
2枚のおわん型のシルバー板をロー付けするわけですが、気をつける事は、まれに爆発する事があるので、シルバーのどこかに小さな穴を開けておく。
シルバーを切り分ける
小さい飾りシルバービーズを作るときは、まず銀線などを適当に切ります、銀の量によってビーズの大きさが変わります。
シルバーボールを作る
チャコールブロックを用意してその上で小さく切ったシルバーをバーナーで溶かします、
実例
ニズムターコイスのインディアンジュエリーではこんな風に飾り付ける事が多い、良い感じであるがロウ付けが少し面倒である。
実例
やはりインディアンジュエリーに似合うね、左の作品より少し大きめのシルバービーズ、こういう場所を飾るにはぴったりである。