シンプルながら愛着のわくリングを作る、トルコ石のニズムターコイス

[  叩き目のシルバーリング制作 ]

シルバーアクセサリーの中でシンプルにして味わい深い表情を持つタタキ目の指輪、思いがけない納得の仕上がりに一切のテクニックなんぞアホらしく(?)なってしまうほど 豊かな表情でつける人のセンスのよさおも印象付けてしまいます。またこの技法ほどオリジナル性を発揮できるテクニックはありません。なぜならど「ブッタたく」ブツ、、によって様々な表情に変化するのですよね。当然初心者の方が最初に挑戦するにはもってこいの(?)テクニックなのですよ。

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シルバーアクセサリーの代表格はシルバーリングですよね、何も飾りがなくこれほど簡単に出来るのにすごく人気の高いシルバーリングです。ちょっとした道具で簡単に出来ます、まず銀の板を用意します、ニズムでは1.6ミリ厚、を使用しています、幅は好みですが叩くとサイズは大きくなる事は頭に入れておきましょう、


シルバー板を丸めるときにどうしても外側に沿ってしまいます、そこで丸め終わったらヤスリを使って平にします、ただぶったたくだけと言ってもここでの作業を怠ると仕上げに影響しますのでちゃんと平らにしたほうがいいと思います、逆に少し丸みを持たせたら又感じが少し代わることもありますが、(ニズムではまっ平にしてます)


問題は何でぶったたくかです、かなづちというのはまあ当然としても、シルバー自体はやわらかいものなので。叩く金先の形状で模様はさまざまに変化します、ニズムでは5〜6本用意して削ってみました、ここら変の作業が手作りアクセサリーの良さを出したりするんですよね、かなづちをヤスリで好きな形にしながら出来あがりを創造するのも楽しいものです、


さあぶったたき始めましょう、最初は様子を見ながら大き目の打痕をつけていきます、あまりストレスがたまってるときなどにぶったたきすぎると薬指リングを親指にはめなければならなくなり、へへ、などと愛想笑いをしてもスタッフは許してくれませんし、シルバーのの無駄にもなりますので、その事を頭にとめてあまり強く打ちすぎないよういかにも手作りアクセサリーだなーと自他ともに納得できるようにします、


まあ全体に,均等に、でこぼこがつけばいい感じ!あくまでもシルバーっぽく感じるようにします。


ここから少し慎重にいきましょう、最終的なたたき目をつけるためにニズムでは、かなづちの先をこの様に削ってみました、このかな先に賭けてみましょう、


最初と同じ叩き方ではいけません、ここは自分の頭の中で出来あがりのイメージしながら軽く一定の力でリズム良く叩いていきます、上段4番目の注意を頭にいれてくれぐれも叩き過ぎないようにね、(シルバーは柔らかいのだ)


写真では良く分かりませんが、かなり細かく仕上がりました、これでよしとします。


ここで写真にはありませんが、縁をつけるためにヤスリで角を斜めに落とします、その後ぼうべらで光らせておきます、


最後の仕上げですが、一番と言って良いほど大事な作業です、ボウベラで、叩いて山になった部分を力をこめて磨いていきます、この光ったところがデザインとなるわけですね、出来あがり、友達に見せびらかします、簡単でしたね、
【ワンポイント】

写真では真中に金を薄く伸ばして張ってみました、なかなかきれいですよ、もちろん金を張ってからぶったたきはじめるんですよ、もう一つ、シルバーには白仕上げと言って、真っ白に仕上げる事が出来ます、そうすると光る線の部分と白のコントラストがなんとも言えず上品な感じのシルバーリングに仕上がります、