ホピテイストのコンチョボタン制作
いい感じのシルバーボタンに仕上がった、ホピのオーバーレイでは2枚のシルバープレートを合わせて制作をする。当然凸凹が生むデザインである。凹の部分はいぶし液(ムトーハップとかね)などで黒く燻すことでグンと立体感を引き出すことが出来る。
コンチョボタンを配置する
ホピテイストのボタンを中央より少し上位置に取り付けることにする。このボタンの周りにさらに小さいコンチョをこれでもかと取り付けようと思ったがインディアンテイストが強くなりそうなので見送り。
取り付け方は小さなコンチョと同じで皮に二つの穴を開け後ろで縛るだけ。
コンチョボタンの取り付け終了
コンチョボタンの取り付けはこれで終了、なかなかいい感じだね。しかしまだ一仕事残っている、そうこのままだとバッグのカバーを留めておくことができないね。バッグ本体とカバーを留めるボタンはトルコ石で作ることにしよう。
トルコ石で留具を作る
トルコ石をセットした(それもモザイクで)留具を作る、この作業は少し手間がかかるが出来上がりの美しさと満足度は一味違うものになるのだ。トルコ石を削りだしてフクリンの制作から始める。
トルコ石で留具を作る2
彫金にはつき物の”ロウ付け作業”。ニズムターコイスでよく制作されるモザイクのフクリンを制作しているところ。留具のデザインとしては中央を少し大きめのトルコ石をセットしてその周りを少し色違いのトルコ石をはめ込み、そして珊瑚もアクセントとしてセットしてみようと思う。
トルコ石で留具を作る3
トルコ石をセットする留具の”土台”が出来上がったこのような構造を持った細工を作っていくうちに”ロウ付け”の腕前が上がってゆくんだね。、センスのいい留具ができそうだ。トルコ石と珊瑚の削りだしに入る。
トルコ石で留具、完成
トルコ石をセットして、四箇所、珊瑚をセットしてみた、なかなか色や大きさのバランスもよいのではないだろうか。バッグは黒、コンチョはシルバー、トルコ石との相性がとてもよい色なので期待通りのバッグになりそうである。